このコースを歩くと生駒山地の大阪側と,奈良側の地形の違いを実感できます.
大阪側の急な斜面をのぼりきった十三峠からは,眼下にひろがる河内平野をみて,6000年前に麓までひろがっていた河内湾を思い浮かべてみましょう.遠くには大阪湾,六甲山地さらに淡路島まで望むことができます.
奈良側を少し行くと,ゆるく下る斜面のむこうに,矢田丘陵や斑鳩から奈良盆地の南部が見渡せます.
山道で見られるかこう岩は,風化がすすんで真砂(まさ)化していますが,のぼる途中の集落の石垣で,生駒山地の硬いはんれい岩や片麻岩などを見ることができます. |
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