生駒山は,花こう岩やはんれい岩などの岩石からなります.これらの岩石は,およそ1億年前にマグマが地下深いところでゆっくりと固まってできたものです.大地が隆起して地表が削られ,長い年月をへて地表にあらわれてきました.このコースでは,山頂に近いところではんれい岩,ふもとに近いところでは,花崗岩が見られます.
 現在のように大阪平野の東に壁のようにそびえる地形は,およそ100万年前より新しい時代にできました.生駒山の大阪側には,断層があり生駒山側が隆起しています.そのため大阪側が急で奈良側は緩やかな地形になっています.
 くろんど池(北大阪16),金剛山(南大阪9)のコースでも,花こう岩が見られます.

   
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