雄岳と雌岳の二つの頂をもつ二上山は,中新世中ごろの火山岩や堆積岩からなる二上層群が削られてできた山です.二上山とその周辺では,およそ1600万年前に噴出した流紋岩やザクロ石を含む安山岩,石器に利用されたサヌカイトとよばれるちみつな安山岩など,さまざまな火山岩が観察できます.屯鶴峯には,火山灰が堆積してできた凝灰岩もあり,火山岩の観察には最適の地域です.
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