シカマシフゾウ (Elaphurus (Elaphuroides) shikamai)
哺乳綱 偶蹄目 シカ科

解説:シカマシフゾウ(鹿間四不像) 時代:前期更新世産地:近畿 シフゾウはゾウではなくシカのなかまです.この名は,「頭は馬に似ているが馬でなく,ひづめは牛に似ているが牛ではなく,体はロバに似ているがロバではなく,角は鹿に似ているが鹿ではない」ということから,つけられました.シフゾウのなかまは,今では,1種類が世界中の動物園で生き残っているだけで,野生のものは絶滅しました.生きている化石のひとつです.
(写真:現生のシフゾウ.上海動物園)