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解説:北米原産の帰化植物。他の植物のあまり生えていない、よく日のあたる地面にへばりついてひろがる小型の1年草で、全体に赤みをおびている。 茎や葉をちぎると切口から白い乳液が出る。茎は細く、直径約1 mm、白い毛が生えている。葉は対生状につき、長さ5 ~10 mm、幅2 ~5 mm、短い柄があり、葉のふちは低い細かい鋸歯がある。ふつう表面に中軸に沿って細長い紫褐色の斑紋がある。対生状の葉のつけねから枝が各節1本ずつ交互に出る。花は極く小さくめだたない。果実は3角錐の稜と角をまるくした形で、全面にふした毛があり、3室にしきられていて、各室に1個ずつの種子が入っている。種子はあめ色で、4角柱をぶつ切りにしたような形で、側面には3本のひくい横しわがある。
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