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解説:1年草。高さ30 ~60 cm。葉は互生、長い柄がある。上部2/3だけに浅い鋸歯があること、最下の主側脈がよく発達し、とくにその下側の枝脈の発達がよいこと、主側脈の先端は葉のふち近くで上方へ曲り、鋸歯に入らないことなどでエノキの葉によく似ている。雄花は小さく、淡紅色の細い穂になり、その基部には小形の葉を二つ折りにしたような包があって、その中に雌花をつける。雌しべの先はふさ状にさけて花柱となっている。果実はねもとの太くなった毛におおわれ3室に分れ、各室2個の種子を入れている。種子は卵形で灰褐色、長径約1.5 mm。
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